櫻井郁也プロフィール Artist’s Profile

《櫻井郁也》サクライ イクヤ

舞踊家。1964年、奈良の旧市街に生まれる。

笠井叡に師事。

「聖あんま断腸詩編(吉岡実追悼)」、「セラフィータ」、「北米・中南米ツアー」をはじめとする舞踏公演のアシスタントを経て独立。

モダンダンスやオイリュトミーなどの舞台出演、音楽家や美術家などとのコラボレーションを重ねたのち、1994年に最初の単独公演『深き淵より』二部作連続上演を行なう。

1997年、美術の櫻井恵美子と共にダンスアートユニット《十字舎房(cross-section)》を設立。以後、共同で創作活動を行い「非暴力と不服従へのダンス」全4作(2001~03)「器官なき身体phase1」(2010)「HAKOBUNE・方舟」(2012)など現在まで60作以上のダンス作品を発表。

独自の公演のほかに、NHK教育番組での振付・テキスト執筆(2002~07放送)、「ダンス白州」フェスティバル(2001,2006~09)での連続野外ソロ、「越後妻有アートトリエンナーレ」(2012)などのフェスティバル参加、長崎原爆70年忌公演(2015)など、多様な活動を重ねる。

海外での単独公演として、2006年ポルトガル2都市招聘公演。2012年ルクセンブルク招聘公演およびワークショップ。

他分野では、映像作品「幻」でミュンヘン国際学生映画祭(87)審査員特別賞を受賞。

日本大学芸術学部卒。同・芸術研究所修了。オイリュトミーシューレ「天使館」第一期修了。

【近作】

※特記なきものは全て東京公演。

2006:

『TABULA RASA』 ポルトガル招聘公演

(音楽=田ノ岡三郎)

2010:

『器官なき身体phase1』(楽曲提供=福島諭)

2011:

『TABULA RASA 2011』

東日本大震災祈念公演(音楽=田ノ岡三郎)

2012:

『Hakobune:方舟』 ルクセンブルク招聘公演

『かつてなき結晶/3.11silent』

『むすび:天地礼讃内景』

越後妻有アートトリエンナーレ(美術=瀧澤潔)

『コドモの領分』

横浜国立大学附属鎌倉小学校・鎌倉なんとかナーレ(美術=西川昌和、音楽=寒川晶子)

2013:

『青より遠い揺らぎ』

『ひかり-not here』

『Dance of the Dead:死の舞踏』

ルクセンブルク大使館主催コラボレーション

(美術=David Brognon、Stephany Rollin)

2014:

『記憶の海をわたることから』

 中房総国際芸術祭・いちはらアートミックス

(美術=瀧澤潔)

『その血にきけ』

『CHILD OF TREE』(楽曲提供=田ノ岡三郎)

2015:

『サイレントシグナルズ』

『弔いの火ーこどもたちのための70年目の8月9日ナガサキ』原爆70年忌/長崎大村市立松原小学校(美術=瀧澤潔、企画=松原救護列車の会)

『失われた地へ』

2016:

『ホーリーバード』

『緑ノ声、ヲ』

2017:

『夜-Premonition』

2018:

『かなたをきく』(楽曲提供=福島諭)

『白鳥』SWAN

『絶句スル物質』

(京都公演:京都場アート講座・藤井健仁彫刻展 関連企画)

2019:

『トラ・ラ・ラ』TORA LA LA

『アペイロンのためのパフォーマンス

 〜あるいは、知覚の会話』

(美術家フランク・ミルトゲンとの共同作業)

『沈黙ヨリ轟ク』

2021:

『血ノ言葉』

2022=前作

『や が て 、、、

(タトエバ切ラレタ髪ノ時間ト) 』


特記なきものは、ダンス・音・照明デザイン=櫻井郁也、美術=櫻井恵美子、企画制作=十字舎房による公演です。また、2019までの公演はplan-B共催公演、2021以後は、ストライプハウス協力による企画となっております。


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